毒薬注意(仮)

毒にも薬にもなれない

全部風邪のせい

 風邪っぽく体がだるいので今日は四時間くらいインターネットをしていた。かつて毎日見ていた2chまとめを巡回したりツイッターはてなブックマークを何度も更新し続けた。本を読んでも目が滑るし、頭が動かないので小説も書けない。市販の風邪薬を飲んでしのいでいる状態だ。

 私は社会的弱者である。正直、現在のインターネットは眩しすぎるのだ。リアルでは関われない勝ち組の連中が蔓延っていて心が荒む。私は選択肢を間違えてしまっただけなのかもしれない、と今更どうしようもないことを考えてしまうし、属性が近い人が成功したり友達が多い様を目の当たりにしてしまうと、気分が憂鬱になってしまう。

 いつも見ないような発言小町を見て、自分がいかに浮世離れしているかを思い知る。

 知ったところでどうにもできない。ネットインテリがよく言葉にする「関係資本」を持ち合わせていないし、文化資本なんて言葉が通用しない世界で生きている。よく出会いがないと言う人に対して「そんなわけがあるはずがない」と反論する人がいるが、それは彼らの世界での話である。高等教育を当たり前に受け、文化資本による恩恵をさも自らの努力によるものだと信じ込んでいる人たちは人間関係を構築する機会がいくらでもあるだろう。ひょっとすると私のようなマイノリティは例外なのかもしれない。

 何を書こうとしたのかも忘れてしまった。頭がごちゃごちゃしていて、まとまらない。

 とにかく、インターネットを閲覧してると心が荒むという話だ。自らがマイノリティで社会的弱者なのだとひしひしと思い知らされて、明日が来ることに恐怖する。

 読書や小説を書くことに熱中しているから現実に引き戻された時の落差に愕然とする。結局娯楽は逃避なのだなあと、いつかは私の問題も解決しなければならないのだと思う。

 

 

 この間太宰治賞に応募しました。今月末はR18文学賞の一次選考発表があります、正直あれは個人的に微妙なので一次通らないでしょうね。最近はよく書けていて、3月のすばる新人賞にも余裕をもって応募できそうです。

 余裕があれば文藝賞にも応募したいけどきついかな…。

 あーもう寝なきゃ、おやすみなさい( º﹃º` )