毒薬注意(仮)

毒にも薬にもなれない

愚痴

 短い話って難しい。まとまらないような気がするし、突発的に書いた自己満足小説ならいいけど人読ませるものだと丁寧に書かなきゃいけないから困る。

 「うわ、ここ誤字じゃん」とか思われたくないし「こいつ文章下手だなww」なんて…実際うまくはないけど、あまり言われたくはない。つらい…つらい…。昔なろうあたりで書いてたのは全て短編だったけど今読んだらお粗末で目も当てられないような内容の小説だし、できれば消したい。たくさんの人に読んでもらうなら、未来の私が読んでも恥ずかしくない文章を書きたいものだけど、未熟な私にそれができるのか…。

 悩んだって仕方がないし、とりあえずプロットをこつこつ書いていますけどうまくまとまるか伝わるか自信がない。押し付けがましくならないか、わざとらしくならないか、不安だ。私はいつでも自分の作るものに自信がない。この文章だってそうだ。

 だいたい、文章は良し悪しが人の感性によって大きく左右されるから自信喪失してしまうんだよ。絵はパッと見て大方いいものか悪いものかがわかるけど(これも文化資本だからとか言われても知らない。一般論を話してるんだ)文章はそうじゃない。新聞に載る文章が必ずしも良い文章でもないし、小説家の文章や批評家の文章がお手本になりうる文章かも怪しかったりする。学校で習う文章のお手本に習った文なんてあまり見ないしね。

 だから不安になる。

 評価がわかりやすいほうが安心できる。内申書が良いような人が社会に出て「どう振る舞えば正解なのかわからない」というのと同じで、わからないことに悩む。

 こんなことに悩む人ははじめから負けている。薄々気が付いてるんだよ!

 できる人は何を意識しなくたってできるんだよ。悪文書いてたってセンスある人はいくらでもいるし、そういう人は評価されがちだし。何でもそうだ。大勢に気に入られるのが正しいんだ。どんなに好かれようと努力したって素質がなけりゃそいつは成功しないんだ。素質を努力でいくらかごまかせるかもしれないけど、限界がある。

 何だろう、むしゃくしゃする。むしゃくしゃするのはさっき読んだ変な詩集のせいだろうし、変な文章で頭がやられたせいだろう。

 変変言うのは失礼だけど私には合わなかった。拒否反応を起こした。昔の自分みたいなアレでアレな…。

 こんな夜は酒飲んでクソして寝るのが正解に違いない。けれど、私は酒を飲めないので烏龍茶でも飲んで眠ることにします。